日本語教員になるには

資格とは

2024年から日本語教師は国家資格化され「登録日本語教員」となりました。
文部科学省に認定を受けた日本語教育機関で日本語指導をしたい場合「登録日本語教員」の資格が必要です。
※国家資格化に伴い令和15年3月末まで「経過措置」が設けられています。過去に大学・養成講座で履修経験のある方は、経過措置対象者かどうかの確認をしてください。
ご自分が経過措置対象者かどうか確認いただきたく方法なども個別にご案内いたしますので、遠慮なくご相談ください。

登録日本語教員になる方法

大きく分けて以下の2つのルートがあります。
 
【実践・養成機関ルート】
文部科学省登録の実践・養成機関で科目・実践研修修了後、応用試験合格。
 
【試験ルート】
日本語教員試験(基礎試験+応用試験)合格と文部科学省登録実践研修機関での研修修了。
※2024年11月に第一回目日本語教員試験が行われましたが、試験問題は公開されていません。

活躍の場

 


近年、留学生だけでなく生活者、就労者、子どもへの日本語教育の需要が高まっています。

   


日本語で日本語を教えるという高度なスキルを持ち、世代を問わず活躍できる仕事として選ばれています。

 


オンライン日本語教師なら、自宅にいながら日本語を学びたい世界中の人とつながれます。

 


海外で日本語や日本文化を教える活動は、海外旅行とは違う本物の国際交流、社会貢献と言えます。

活動の場所と資格の関係

どこで日本語を教えるかによって、資格の違いがあります。今は、文科省・法務省告示の日本語教育機関で教壇に立つには必ず資格が必要です。また、将来的に日本在住の生活者や企業内で教える場合にも国家資格が必要になる予定です。
海外で日本語を教える場合、教員の資格の他に学歴や職歴、語学力など様々なことが絡み合ってきます。日本語教員の資格取得と同時に渡航希望先の情報収集を積極的に行いましょう。

給与・求人

常勤教員・非常勤教員、地域によって差があります。
非常勤教員の場合、45分授業あたり1500円~2000円スタートが相場です。
求人については、勤務希望先教育機関の求人情報、日本語教育学会、日本語教育関係出版社、日本村などの情報をチェックしましょう。